はじめての一人旅!in 沖縄〜久米島編〜

お久しぶりです!
予告通り、沖縄へ一人旅に行ってまいりました!

自分にとっては人生初の一人旅(日帰りは除く)でしたが、その感想は、一言で言うならば「最高」でした。

一人旅って、友人や家族との旅行とはまた違った楽しさや喜びを得られるものなんですね。今回の旅でそれを実感しました。
今回、旅に出る前から、僕はこの旅を終えた後の自分がほんの少しでも成長していることを期待していました。その期待は叶ったんじゃなかろうかと自分では思っています。

さて、今回の旅の行程を写真と共に簡単に説明していきますね。

〜9/5〜
津エアポートラインを使って中部国際空港へ行き、那覇空港へ飛びました。
那覇空港ではちょうど航空自衛隊の訓練が行われていたようで、膨大な数のT-4やF-15が空港内に止まっていただけではなく、一般航空機と同じ滑走路を使ってF-15が離発着を繰り返すもんだから、滑走路は大渋滞。。。

自分の乗った、久米島行きの飛行機も30分遅れで離陸しました。

久米島

沖縄本島の西部に位置する島で、飛行機なら30分のフライトで到着します。


で、これが自分の乗ってきた飛行機と久米島空港の写真。

おそらくこの機体が一日に何度も久米島沖縄本島間を往復してるんだと思われます。
この区間の便を出している航空会社はJTAJALの子会社)一社のみ。
故に、久米島空港は本当にこの一機体しか離着陸していないようです。

とりあえず、空港を出てからバスに乗ろうか歩こうか迷いましたが、島を満喫したかったので歩くことに。

汗だくで正直ヤバかったですが、いかにも沖縄って感じの風景に心が癒されました♪

こんな感じでサトウキビ畑の中の道を延々と歩いていくと、5キロ近く歩いた所でようやく飲食店に巡り合え、そこで昼食を。

そしたら、そこで同じく昼食を取っていたおば様に「もしかして空港から歩いて来たの?」と声をかけられ、そこから会話が弾んで一緒に写真も撮らせていただきました!

暑さで死にそうでしたが、歩きも悪くないなあと思った瞬間でした。

その後も2〜3キロ歩いたのですが、流石に体が疲れてきたので、町営バスに乗ることに。

因みにこの町営バス、約2時間に1本しか来ません(笑)

でもまあ、なんとか15分待ちくらいで乗れたのですが、乗ってから衝撃の事実判明…。

ちょ、運転手さん、アナウンス全くしない…。

もちろん、機械による自動アナウンスもなく…。
電光掲示板もない…。

つまり、バスが今、どのバス停とどのバス停の間を走ってるのか分からないだと!!!

これは本当に衝撃でした。
自分で窓の外を必死に見つめて、どこのバス停を通過したかきちんと見とかないと降車ボタン押せないんですよ。
なんて、観光客に優しくないバスなんだ。。。

でも、まあ、バスのおかげでなんとか宿に着き、宿でシャワー浴びて、飯食いに行って、その日はおやすみzzz

因みに、泊まった宿は民宿 なんくるないさぁという所で、オーナーであるご夫婦が二人とも親しみやすい良い方々でした。ためになる久米島の話、色々聞かせてもらいました♪ご主人の三線演奏も見事!

〜9/6〜
この日は朝から久米島の一番の見どころと言っても過言ではない「はての浜」へ。
前日に予約しておいた業者のグラスボートで、はての浜まで連れて行ってもらいました。
はての浜」というのは、久米島の沖合にある砂浜で出来た島のことで、遊泳やダイビングも出来ます。


はての浜から久米島を望む


↑岩場にいた、やどかりさん。よく見ると目がっ!

↓海の側から撮ってみたり

はての浜での自由時間は2時間ほどいただいていたのですが、一人でも、周りを一周するだけで時間はギリギリ。
ただ、島全体が砂浜なだけあって、紫外線がすごくて目に来るので、二時間ぐらいでちょうど良かったです。

で、帰りもグラスボートで送ってもらったのですが、なんと!

帰りはウミガメを見ることが出来ました!
しかも、これが偶然ではなく、通れば毎回見れるというのだからこの島はすごい…。

で、久米島に着いてからは、奥武島へ。
奥武島久米島と橋で繋がった小島です。

二つの島は本当に距離が近いので、こうして、海の中に電柱が立っているくらいです。

そして、奥武島に着くなり、お昼ご飯をいただきました。


メニューは、久米島そば(一般的な沖縄そばとほぼ同じ)、ジューシー(沖縄の炊き込みご飯)、海ぶどう、オクラのゴマ和え。
この時、久々に海ぶどうを食べたのですが、海ぶどうを美味しいと思えるようになっていた自分の味覚の発達にちょっと感動(笑)

そして、昼食後、奥武島に来た一番の目的を果たしに海岸へ。


畳石と呼ばれるもので、所謂、安山岩で出来ているらしいです。
実はこれ、人工的に作られたものではなく、自然に出来たものなんです。
本当に自然に出来たものなのかと疑ってしまいたくなるほど綺麗な五角形や六角形で出来ていました。
因みに、県の天然記念物に指定されています。

畳石を見た後は久米島に戻り、また例の不親切な町営バスに乗った訳ですが…。

今回の乗客は自分1人…。
2時間に1本なのにこれとは…。前回乗った時も乗客3人だったし。
正直、採算取れてないだろうなぁ、なんて思いつつも、今回はきちんと焦らずに降車ボタンを押しました。しかし……

なんか、大通り外れてない?

こっちって明らか、バス停の方じゃなくて……

そうしている内に、バスは長い坂を上がって行き、結局止まったのは、目的のバス停から少し離れた公立久米島病院の前でした。

実は、自分、この病院の隣にある久米島博物館に来たかったので、大助かりだったのです!
どうやら、運転手さんが機転を利かせてくれたようですね。
自分が降りようとしたバス停の最寄りの施設と言えば、この病院と博物館くらいしかないので、乗客が自分1人なら若干遠回りをしても大丈夫だろうと。

アナウンスもしてくれないし、ぶっきら棒な運転手さんだと思っていましたが、実は優しい人なんだと、嬉しくなりましたね(因みに、前日と同じ運転手さんでした)。

その後は、博物館で久米島の自然や歴史について学んだ後、空港に行き、那覇へ戻りました。

因みに、久米島の自然に関してですが、小さい島ながらもラムサール条約に登録されている湿地があったり、固有種が存在したり、沖合からは新種が続々発見されたり、山あり川あり海ありで、非常に生物多様性に富んだ島のようです。

もうちょっと利便性があってもいいかなとも思いましたが、この自然を守っていくためには、久米島は今のようなポジションがベストかなと思いましたね。これ以上リゾート化はしなくていいと思います。今まで通りで。

さて、久米島編はこの辺で。

那覇に戻ってからの、沖縄本島南部編に続きます。。。